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なぜ新聞やテレビはつまらないのか。新聞記者で作家の近藤康太郎さんは「新聞やテレビでの語りは、
学級委員の正論のようになりやすい。そして、おもしろくない正論は、だれにも伝わらない」という――。
不良たちの話がおもしろいんですよ。たいていは子供らしい喧嘩自慢、ワル自慢で、誇張も大いに
あったんでしょう。でも、それがいまで言うところの、ギャングスタ・ラップみたいなんですよね。
べつに真実のストリートニュースを知りたいわけじゃない。ナラティブ(叙述、話術)を楽しんでいる。
それに比べて――比べちゃ悪いけど――話のつまんないのはだれかというと、学級委員です。優等生。
勉強ができるのはいいんだけど、なんかこう、きまじめで、L7(四角四面)で、決まりごととか
ルールとかにうるさくて。きれいごとばかり。
これって、いまで言ったらだれでしょう?マスメディアですよね。新聞やテレビ。全国紙の社説や、
ワイドショーのコメンテーター。