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本文無し
… | 1無題Name名無し 25/05/10(土)15:51:59No.533228+世界最大のヘッジファンドのブリッジウォーター・アソシエイツの創業者のレイ・ダリオは、自身の著書で変わりゆく世界秩序と、覇権国の隆盛を歴史と経済学の観点で分析し、米国覇権の終焉を予測している。移行の時期は30年代前半頃と見込んでいるが、ただ彼の次の覇権国候補の中国は、急激な少子化と不動産バブル崩壊で経済は疲弊しており、そもそも経済力も公表されたGDPの値が正しいかも分からない。個人的には共産主義的な管理経済は成長に限界があり、また、中国の傲慢な外交は軋轢を生んでおり敵があまりにも多く、覇権国にはなりえないと思う。規模的に覇権国足りえるのはインドだと思うが、まだまだ経済的には貧しく、覇権国になるには半世紀以上かかるだろう。いまは米国に投資が一極集中しているが、トランプ政権の政策の不確実性を考えると、今後は徐々にEU諸国・日本・新興国等に投資が流れ、国際社会は多極構造になると思う。 |
… | 2無題Name名無し 25/05/10(土)15:53:50No.533229+それにしても米国のトランプ関税は突然やってきたように見えるが、エマニュエル・トッドの予測の先見性はすごいと思う。彼によると自由貿易を推し進めると、労働力が安い国の製品との価格競争となり、先進国では労働コストの圧縮が起きる。結果的に先進国では単純労働者の賃金は押し下げられ国内では需要不足が起きてデフレ化し、また、格差社会が進展し、国内が分裂してしまうという。ウクライナ問題等の問題もあり、デフレ化ではなく現在インフレが問題となっている点は異なるが、それ以外の見立てはその通りだと思う。アメリカの製造業は低調であり、失業したプアホワイトが激増している。これは先進国でも共通で起きていることだ。トッドは、トランプの保護主義的な政策は誤りではないとしつつも、しかし、もはや米国には優秀なエンジニアが不足しており、寡頭政治化し、階級も固定化され勤勉さも失われており、手遅れだという。 |
… | 3無題Name名無し 25/05/10(土)15:59:10No.533230+ここ数十年の米国株の高騰をみると、米国株投資は合理的であるが、大きな歴史的な潮流を踏まえると、米国株一本打法は危険だろう。ドル資産のトリプル安が発生しているが、短期で終わればいいが、これがトレンドの変わり目で、「炭鉱のカナリア」だったかもしれない。2030年といえば遠い未来の感じがするが、もう5年後の話である。 |
… | 4無題Name名無し 25/05/10(土)16:03:33No.533231+「新しい封建制がやってくる: グローバル中流階級への警告」(ジョエル・コトキン著 |
… | 5無題Name名無し 25/05/10(土)16:04:21No.533232+私も世界的に階級社会化が進展していると思っている。実際、世界の上位1%の超富裕層の資産は世界全体の個人資産の4割を占め、下位50%の資産は全体の2%しかない。これは異常な偏りである。この傾向は今後も強まるだろう。世界的にインフレしているので貯金している人や資産がない人は貧しくなる一方で、株式・不動産・貴金属品・暗号資産などの資産を保有する人はより豊かになる。日本は金融資産の半分が貯金というありさまなので、インフレの中で貧しくなっていく。https://ameblo.jp/zivilisation/entry-12896971062.html |
… | 6無題Name名無し 25/05/10(土)17:11:17No.533233+solid camera |