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朝日新聞はレベルが高すぎて筆者にはついていけない。最近も「ロシアの即時停戦拒否、米ロ交渉にはらむ大きな危うさ 欧州総局長」(3月20日、杉山正・朝日新聞欧州総局長署名)と題するシビれる解説が掲載された。事実よりも「ナラティヴ(物語)」を重視する最近の「朝日新聞」の特徴を示す記事だ。
〈「プーチン(ロシア大統領)の帝国主義的野心を止めなければ、終わらない。どんな合意も侵略の引き延ばしだ。その問題解決のためなら戦える」
ウクライナ東部ドネツク州の最前線で戦う兵士ワディム・リバチュクさん(36)が言っていた。〉(3月19日「朝日新聞デジタル」)
リバチュク氏は政治意思形成には関与しない一般のウクライナ市民だ。この発言を根拠にこのような議論が展開されている。
〈根本的な危機の原因として除去すべきは、リバチュクさんが言うように、プーチン氏の帝国主義的な野望であるのは明らかだ。〉(同前)
… | 1無題Name名無し 25/04/14(月)18:38:11 IP:221.112.*(ucom.ne.jp)No.4368510+筆者は、外務省国際情報局(現在の国際情報統括官組織)で主任分析官をつとめていた。部下がこのような分析調書を書いてきたら書き直しを命じた。「戦争の根本原因を特定する場合には、一般市民の意見ではなく、政策意思決定に関与する者の発言を根拠とするように」と注文を付けた。もっとも朝日新聞にとって重要なのは、分析の正確さではないので、このようなナラティヴ重視でいいのだろう。 |
… | 2無題Name名無し 25/04/14(月)18:38:28 IP:221.112.*(ucom.ne.jp)No.4368511+プーチン氏が己の歴史観を変えることはないと思う。また現状ではウクライナのゼレンスキー大統領が望む安全の保証が担保されるような合意はできない。この記事の趣旨に従うならば、ウクライナの最適な選択は安全の保証が完全に担保されるために戦い続けることになる。その結果が、ウクライナの国民と国土にどのような結果をもたらすのだろうか? |