フラットボトム規制があってもこの頃はまだディフューザー規制も甘くて見た目も良かった

結局はサイドに排出する空気量の方が多そうだね

今のF1のフロアデッキから離れたサイドポンツーンもこれと同じ考え方なのかね
この頃は重心が上がると批判されてたんだよな

昔のウイングカーのベンチュリーはダウンフォースの発生も非常にわかりやすかったんだが、実際はスカート有りのこのシステムの方が、今のシステムよりダウンフォース量は大きいんじゃないのかね

>1744168647713.jpg
冗談みたいな形してるな。
こんなのでダウンフォース稼げるんだから空力の世界は不思議だ。

ジョーダン191のはこのアイデアを踏襲した形だったのかな

当時のウィングカーはバウンシングが酷くてドライバーの視線が揺れてしまいドライブが困難だった
技術的にクリアできない問題が多く、スカート損傷のクラッシュもあり禁止に
今の時代に復活してとりあえず新技術としてはうまく機能してるからOKだけど、先の
日本GPのように車高が低いままで荒れた路面で底を擦り、火花がコース脇の枯れ草に引火とか
あり得ない状況も出て来た、まさにウィングカー復活による弊害だね

70年代のF1の頃からボディー下面に極力空気を入れずに負圧を発生させるという考え方はあったんだよな

今のアンダーカウルのデザインを見るとベンチュリーシステムとは言っても、ポンツーン先端部分のスリットで流入するエアのかなりの量を左右に抜いている
それによって本来ならボディ下に流れるべき空気量を予め減らしておいて、その減らされたエアをリヤで一気に抜くことでダウンフォースを稼いでいるように思える
流入エアを左右に振り分けるスリットは下面に流入するエアを減らして負圧を稼ぐという70年代F1のよう空力効果もあるのかもしれない

F2で一時期無敵だったマーチ782はこの写真ではサイドポンツーンに後付けのスカートを付けているが、そもそもポンツーン自体が空洞であり、シャーシはセンターのみポンツーン下面には板すらないという石鹸箱の上だけのような状態で、それなりのダウンフォースを稼げていたようだ

マーチ782のシャーシ

ポンツーンの底がない被せるだけのカウル

ポツンとポンツーン

「強盗さん、いらっしゃい」に番組名変更しよう！
俺は大河観てるからこの番組をほとんど観たことがない

ベンチュリ？

>ポンツーン先端部分のスリットで流入するエアのかなりの量を左右に抜いている
コレって、もしかしたら空気のサイドスカートを作ってポンツーン横からの空気流入を防ごうとしているのかな？（ﾃｷﾄｰ）

マーチ７８２のサイドポンツーンは、正に霧吹き（キャブレターの空気通路）の原理ですよね。
富士のＧＣでも、Ｆ２シャシー＋ワンピースカウルのロイスＲＭ１が７８２の考え方の発展型だった様な。
（ソレ迄は、３ピースカウルが主流でしたか？）
’８３に完全なるウイングカーで有るMCSⅣとNOVAがリリースされ別次元に進化、そして悲劇が。。。

>もしかしたら空気のサイドスカートを作ってポンツーン横からの空気流入を防ごうとしているのかな？

よく厳密に室温管理がされている工場の搬入口などにエアーカーテンが設置されているが、それと同様に横からの空気流入を遮断して後方へ追いやる効果はあるでしょうね
アンダーカウルが路面に近付いては離れるを繰り返すポーポイズ現象を抑えるには、あまり大量の空気が流入するとむしろその制御が難しくなるかもしれないので、スリットで流入量を減らしてベンチュリー効果をダルにしている可能性もあるかも

リヤだけ見るとロータス97tの幅広ディフューザーみたいだな

その辺のデザインアプローチはどこも大差ないようだ
結局鈴鹿の芝生火災の件も派手に火花を出す演出の為にチタンが組み込まれたスキッドブロックが原因なのだろうから、素材を変えさせれば解決する話だと思うがね
昔の一時期に前の車の火花が凄すぎるとドライバーからクレームが出て、その後に火花を出す金属の代わりに木の部分が擦れることで茶色の煙が出ていたからね